こんにちは、Webライターの翌檜(あすなろ:@irinoyuya_write)です。
私は基本的に在宅で働いており、ベッドとデスクを往復する日々を送っています。
そんな働き方だからこそ、こだわっているのが「仕事場の環境」、つまり自宅のデスク周りの環境です。
そこで今回は、現役のWebライターとして一日の半分を過ごす場所であるデスク周りのこだわりや、使っているアイテムを紹介します。
「ほかのライターがどんな環境で働いているか分からない」「自宅の作業環境を整えて効率良く働きたい」と思っている方、ぜひ参考にしてみてください。
現役ライターのデスク周りの7つのこだわり
まず早速ですが、私の作業環境の写真はこちらです。
一般的に、ライターは家の外でも仕事ができるようにノートパソコンをメインに使うことが多いので、デスクトップパソコンをメインで使うライターは珍しいかもしれません。
ここからは、実際に各アイテムの概要や、こだわりポイントなどを紹介していきます。
こだわり1. デュアルディスプレイを使う
まず、作業効率化のためにデュアルディスプレイを採用しています。
使用しているモニターは、BenQの「XL2411Z」と、「GW2480T」です。原稿執筆の効率化はもちろん、リサーチ効率をあげたり、動画を流しながら別作業ができたりする点も便利です。
ただ、二枚のディスプレイをあえてバラバラのモデルにしています。その理由は、昔から使っていた「XL2411Z」がゲーミングモニターで、ゲームをするには便利なのですが、Wordpressの装飾や動画の見え方がかなり悪かったため、新しく「GW2480T」を買い足したから。
前のモニターではピンクのアンダーラインの装飾などを認識できない場合もあったので、モニターを追加して改善しました。
こだわり2. ゲーミングチェアを使う
私は昔から腰痛を持っており、酷いときは寝返りも打てないほどでした。
そこで、今までずっと安い椅子を使っていましたが、腰痛対策として初めてEXRACING社製のゲーミングチェアを導入しました。
実際に使ってみると、腰痛軽減の効果を実感できています。
レザータイプの椅子のため長時間座ると蒸れたり、お尻が痛んだりするので、ダイソーで売っている500円のクッションを置くことでさらに使い心地が良くなりました。
在宅で仕事をしている人は、どうしても椅子に座る時間が長くなるので、椅子にこだわることをおすすめします。
こだわり3. 同じキーボードとマウスを長く使う
キーボードやマウスを頻繁に買い換える人も多いですが、キーボードとマウスは「使い慣れているものが一番いい」と考えています。実際、私のキーボードとマウスも使い始めて6年になります。
マウスのこだわりは「進む」と「戻る」の入力に対応したサイドボタンが2つあること。ボタンがこれ以上多くても使いきれませんし、押し間違いもあるのでこの点を重視しています。
キーボードは押し心地と、音の静かさや触り心地を重視してメンブレン式のゲーミングキーボード「LOGICOOL G105」を選びました。
メカニカルキーボードは打鍵音がうるさく、かといってノートパソコンに搭載されているようなパンタグラフキーボードだと押している感覚がなく打ちづらかったのもあり、一般的なキーボードと同じメンブレン式のものに落ち着きました。
タイピングの感覚は普通のキーボードなのですが、触り心地はツルツルとしていて使いやすいです。
また、マウスを動かす範囲を広くするために、キーボードも載せられる横に長いSiensync社製のマウスパッドを購入しました。
こだわり4. 立って作業するスペースをつくる
先ほど見たように椅子にはこだわっていますが、「ライターは立って仕事をすると良い」「座り続けるのは良くない」といった意見を見かけたことと、フリーランスでプログラマーをしている友人が「立っている方が楽」と言っていたことに影響され、私も自宅で立ったまま仕事ができる環境をつくってみました。
立ったまま仕事をするためのスタンディングデスクなどもありますが、身の回りにちょうどそれなりに高さのあるチェストがあったので、今はそこにノートパソコンを乗せて作業台にしています。
私の身長が166cm程度なので、高さはちょうど良いです。腰が痛いからもう少し高く(低く)したいなどの調節ができないこと、体重を掛けてもたれると、重心がずれてPCが奥にすべるなどの欠点もありますが、おおむね満足です。
こだわり5. バンド経験を活かしてオーディオ機器を充実させる
もともと音楽が好きで学生時代にはバンドでボーカルを担当していたため、オーディオには多少のこだわりがあります。
歌の収録をするために安価で評判の良いオーディオインターフェース「steinberg UR22mkII」や、コンデンサーマイクの「Marantz MPM-1000J」、ヘッドホンに「audio-technica ATH-M20x」を揃えていたのでそれをそのまま流用。頭の締め付けが苦手で、長時間ヘッドホンを付けると疲れてしまうのでスピーカー、イヤホン、ヘッドホンを切り替えられるように配線に工夫をしています。
動画編集をしていて「左からしか音声が聞こえない」といった事態が起きた際、スピーカーの確認ではその問題に気づけなかったので、意図的にヘッドホンを使うようにしています。
こだわり6. オンライン取材対策にWEBカメラ・照明を導入
在宅で仕事するにあたり、採用面談や打ち合わせ、インタビューなどでWebカメラを利用することが多かったため、Webカメラを導入しました。
案件によっては「Zoomによる面談ができる方」という条件があるほどであり、仕事の幅を広げることができたため、想像以上に導入の恩恵が大きかったです。
また、もともとは写真撮影用のライティングのためにLED照明を導入したのですが、Zoom会議用に流用しました。
Zoom会議では、服装や照明などにこだわることで印象よく映りやすいです。特にWebカメラの画質がそこまでよくない場合、映像を明るくするためにLED照明を使うのがおすすめです。
LED照明は2000円程度で購入できるため、1つ持っておいた方がいいかもしれません。
こだわり7. ハイスペックなパソコンを使う
ライターとして記事を書くだけなら、それほどハイスペックなパソコンは必要ありません。しかし、動画編集や写真のRAW現像などをする可能性を考えた結果、ライターにはオーバースペック気味な「raytrek ZF」という、いわゆる「クリエイター向けパソコン」を購入しています。
グラフィックボードも購入当時にしてはそれなりのスペックの物を購入したため、動画のエンコードや操作がストレスなく動くため満足しています。
正直ライターをするというだけであればここまでのパソコンは必要ないのですが、「方向性がまだ見えていない」「動画制作などの作業負荷が高い作業もするかも」という人なら購入しても良いかなと思います。
まとめ/記事に出てきたアイテム一覧
ここまで、在宅中心に仕事をする現役Webライターのデスク環境を紹介しました。
基本的には、作業の効率化など、仕事を意識して環境を作りました。
在宅で仕事をしていると、デスク環境を自分好みに整えられるのも良い点です。皆さんも、自分にあったイスやモニターを購入するなど、デスク周りの細部までこだわってみてはいかがでしょうか。
記事に出てきたアイテム
【デスク/イス】
【モニター】
【PC】
- raytrek ZF
- Lenovo Ideapad S540
【照明/Webカメラ】
【キーボード/マウスパッド】
【スピーカー/ヘッドホン/マイク/オーディオIF】